次回のNHK朝ドラ「おちょやん」 兵庫ゆかりの出演陣に注目

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主演の杉咲花(NHK提供)

 NHK大阪放送局は、次回の連続テレビ小説「おちょやん」に、兵庫県西脇市出身でロックバンド「ウルフルズ」のトータス松本、姫路市出身でお笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤を起用する。大阪放送局制作の朝ドラでは初の4K制作。兵庫ゆかりの出演者が盛り上げる。(金井恒幸)

 本作は103作目で、「松竹新喜劇」で活躍した女優・浪花(なにわ)千栄子の半生がモチーフ。大阪・南河内の貧しい家に生まれた主人公が、奉公に出ていた道頓堀で芝居の素晴らしさに魅了されて女優を目指す。やがて「大阪のお母さん」と呼ばれるまでを描く。

 ヒロインの竹井千代役に杉咲花が選ばれた。幼い頃に母を亡くし、父と弟の3人暮らし。小学校にも満足に通えなかったが、口が達者で機転が利いた。

 その父・テルヲをトータス松本が演じる。養鶏で生計を立てているが、仕事は千代に任せっきり。見えっ張りで気が弱く、世渡りは下手だが、口が達者で女にもてる。千代にとっては憎みきれないトラブルメーカーだ。トータスは2019年の大河ドラマ「いだてん」に出演しているが、朝ドラは初出演となる。

 千代が奉公する芝居茶屋の女将(おかみ)役は篠原涼子で、その夫を名倉が演じる。婿養子のため頭が上がらない。温和な優しい性格で、千代を支える。その他、ライバルの芝居茶屋の女将として芦屋市出身のいしのようこが出演する。音楽は作曲家でのこぎり奏者としても知られるサキタハヂメ。

 総合で9月28日に放送予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため、NHKは「おちょやん」を含む番組収録を一時的に中断。今後の状況によっては、日程変更の可能性がある。