プールで使う「水泳指導用マスク」って?スイミングスクールのコロナ対策がここまでとは…

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コロナ予防で導入された「水泳指導用マスク」を使用

新型コロナによる休業要請で長期休館を余儀なくされたスポーツジム。同様に休業が続いていたスイミングスクールも、大阪では6月1日に営業が可能になりました。その中のひとつ「ガボスイミングスクール」(大阪府大東市扇町11−5)では、休館中にプールの天井全面リニューアル工事や壁面の塗装工事を施しましたが、最も話題になっているのが手作りの水泳指導者用「プールマスク」です。確かに透明なマスクは目を見張ります。

同業者が作り方を伝授

マスクを考案したのは「ながでんスイミングスクール」(長野県・長野市、中野市、須坂市の3市で展開)。ガボスイミングスクールでは「日頃から、ながでんスイミングスクールさんとは情報交換させてもらっていて、今回うちが再開するにあたり、マスクの作り方を丁寧に教えていただきました」といいます。

マスクに使用するのはソフトファイルと呼ばれる素材。書類などを挟む軟らかいもので、100円ショップで売られているソフトファイルでも代用可能です。1枚のファイルからマスクは2枚程度できるとか。耳にかけるゴムなど、ほかの材料も“100均”でそろえられ、安価で作ることができることも魅力です。

透明マスクなので「指導者の表情も見えるのがいい」と好評

アゴから下には空間がある耐水立体マスクになっていて、アゴの下から水がぬけるので、もぐって泳ぐことも可能。「無料で型紙をもらいました。コロナ禍のなか、県を越えて、このような素晴らしいマスクを教えていただき、心から感謝しています」とは、支配人の出口さん。

透明で顔が見えて呼吸もラク

同スクールでは実際に指導者がこのマスクを着用して指導していきます。自分たちで作り、使ってみたところ「息苦しさはなく、泳いでもアゴから水がぬけるので、呼吸もラクにできます」とのこと。そして「透明なので表情も相手には伝わります」と、まずまずの使い心地のようです。

スイミングの指導も「三密」を避けています

スイミングスクールの魅力

水泳は赤ちゃんから子ども、大人まで性別、年齢に関係なく、誰でも楽しむことができるスポーツです。次のような利点もあります。

1)基礎体力がつく
2) ぜんそくの改善にもおすすめ※湿度があるために楽に呼吸ができ、発作が起こりにくいそうです
3)水難事故の備えに
4)肌への適度な刺激
5)ストレス発散に効果的
6)肥満防止にもおすすめ

関節や骨に負担があまりかからず、体力に応じてマイペースで楽しめることから、高齢者にも人気があります。なかには赤ちゃんやお子さんとのスキンシップやコミュニケーションが図れると親子で習う人も少なくないとか。自粛生活による“コロナ太り”に悩まされている方にも、スイミングスクールはおすすめです。

(まいどなニュース特約・八木 純子)