古里黒部見つめ直す 「つむぐプロジェクト」始動 唱歌「ふるさと」4題目創作へ

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写真展の設営を終えた「北洋の館」で打ち合わせする実行委メンバー

 黒部市で、郷土愛を育むさまざまな事業を展開する「ふるさと黒部 つむぐプロジェクト」実行委員会が2日、発足した。メイン事業として、「うさぎ追いし…」で始まる唱歌「ふるさと」の、3題目まである歌詞に続く「4題目」を広く募って創作する。メイン事業に向けた機運醸成のため、古里を見つめ直すさまざまな企画を行う予定で、3日からは第1弾として、黒部の魅力を伝える写真展を北洋の館(同市生地芦崎)で開く。(荒木佑子)

 人と人とのつながりが希薄化していることに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響でコミュニティーの分断が危惧されることから企画。実行委は、公民館やNPO法人黒部まちづくり協議会、社会福祉協議会、市などの関係者9人で構成し、2日は北洋の館で第1回会議を開いた。委員長には松野健作中央公民館運営審議会委員長を選んだ。

 「ふるさと」の4題目は、市内外に住む黒部ゆかりの人から募る。詳細は今後詰めるが、夏から募集を始め、年明け以降に決定して発表する予定。

 この日は、機運醸成事業の第1弾として行う写真展の設営作業も行った。黒部まちづくり協議会おらがふるさと写真展ワークショップが毎年開いている写真展の出品作から、黒部の自然や元気を伝える42点をピックアップして展示。黒部短歌会の作品も添えた。会期は29日まで。火曜定休。

 今後は写真展のほか、古里の思い出や歴史を未来につなぐデジタルアーカイブ事業や、地区公民館との連携事業も行っていく。