佐世保の精霊流し 日宇地区会場中止 1減の8会場で実施

 毎年8月15日に開催される伝統行事「精霊流し」について、佐世保市は2日までに、新型コロナウイルス集団感染防止のため、本年度は例年より1会場少ない市内8会場で行われると明らかにした。
 同市の精霊流しは市内各地区の自治協議会などが主催し、毎年9会場で実施。今年は新型コロナ感染防止のため、日宇地区会場が中止を決めた。他の会場についても状況次第で変更の可能性もあるという。
 市は感染防止のため参加者に対し「マスクの着用」や「精霊船は小型(2メートル未満)にし、ひく人数は原則2人程度に」などと要請している。流し場は例年通り、名切グラウンド(宮地町)に設置される予定。

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