「京都の奴は滋賀をなめとる」 強烈”滋賀あるある”ソングが話題、非公認キャラに共感続々

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「京都の奴(やつ)は、基本、滋賀をなめとる」「現在人口上昇中 住みやすさは間違いない」

地元愛ゆえの強烈な“滋賀あるある”をメロディーに乗せる。琵琶湖の雄大な景色と、楽器をかき鳴らすバンドマンがシンクロしたMV(ミュージックビデオ)を動画投稿サイト「ユーチューブ」に上げ、話題に。ライブイベントも行い、自称「NGなしの県非公認ゆるキャラ」として、湖国を盛り上げる。

昨年7月、同サイトにアップロードした「滋賀県民の歌。」のMVは、再生回数約10万回の人気曲。近畿でも知名度が低いと言われがちな県民の哀愁と、琵琶湖や住環境の良さへの誇りを、湖岸の風景などと重ねながらアップテンポな曲調で表現した。

制作費用はクラウドファンディングで募り「県民としての実感をつづった」と、約30分で作詞した。MVのコメント欄にも「県民だが共感できる」「滋賀在住の彼氏に、(近隣府県に流れる)琵琶湖の水止めたろか、と言われたことがある」などの反応が見られ、多くの人の琴線に触れたようだ。

ミュージシャンとしてバンド活動をしていたが「自分がいいと思ったものだけを取り入れた曲を作りたい」との思いから、楽曲提供に関心が向いた。県内外の人に親しみを持ってもらおうと、自作の着ぐるみをかぶり、好きなバンドに曲を提供する。知名度は上がり、「得体(えたい)が知れないから見てくれる人もいるのかも」と笑う。

目標は、滋賀出身のミュージシャン西川貴教さんが烏丸半島で毎年開催している「イナズマロックフェス」に出演すること。メジャーバンドの全国ツアー地に滋賀が含まれていないことも気にしており「いつか、滋賀に全国のバンドが集まるような催しができれば面白いですね」。

「中の人」は、生粋の湖国の男性。元保育士で、普段は民間企業の営業マンとして全国を駆け回る。「子育てしやすく、自然豊かで住みやすい。外に出るほど、滋賀への愛着が湧きます」。大津市在住。

(まいどなニュース/京都新聞)