善光寺の御開帳コロナで1年延期

22年4月に、国重文の前立本尊

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2015年4月、前立本尊の御開帳が始まった善光寺で、「回向柱」に手を触れる参拝客ら。奥は本堂=長野市

 長野市の善光寺で国重要文化財の前立本尊を公開する「御開帳」を巡り、善光寺と運営する団体が3日に記者会見を開き、来年の4月4日~5月30日としてきた次回の開催予定を、2022年の4月3日~5月29日に延期すると発表した。新型コロナウイルスの十分な感染予防対策が難しいと判断した。

 前立本尊は絶対秘仏とされる「一光三尊阿弥陀如来」の身代わりとして鎌倉時代に作られ、数えで7年に1度、本堂へ移されて公開される。前回15年の御開帳の際は、北陸新幹線の延伸などに伴い過去最多の約707万人が参拝していた。