救出の「迷いクジラ」 今度は網に絡まる 大瀬戸

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九十九島水族館の職員や漁業者が乗船し、クジラを誘導する2隻の漁船=西海市大瀬戸町瀬戸東濱郷から撮影

 西海市大瀬戸町の港に迷い込んだクジラが2日、港近くの岸から数百メートルの海上で刺し網に絡まっているのを漁業者が見つけた。網を切って逃がした上で、漁船2隻で約9キロ離れた長崎市の池島沖まで誘導した。
 クジラは体長3メートルのコビレゴンドウ。5月31日に市に情報が寄せられ、1日は佐世保市の九十九島水族館(海きらら)の職員が一時捕獲。岸から約2.5キロ沖まで移送していた。
 漁船でクジラを誘導した西海市の漁業、森逸雄さん(59)は「元気に泳いでいたので、迷わず仲間の元に戻ってほしい」と話した。