都内の商店街のキャッシュレス化を支援 機器の購入費や研修・PR費などが補助

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回はキャッシュレス化に取り組む都内の商店街を支援する事業についてや、、若者の悩みの一次的な受け皿となる無料相談窓口「若ナビα」のLINEアカウントを紹介しました。

◆商店街のキャッシュレス化を支援

東京都は、キャッシュレス化に取り組む都内の商店街を支援する事業を始めました。

「商店街キャッシュレス導入モデル事業補助金」は、キャッシュレス化に取り組む都内の商店街に対して、キャッシュレス化の導入前および導入後にかかる経費を補助するもので、東京都は、現在、この支援のモデル事業を募集しています。

対象者は、都内の商店街です。連合会や商工会などは対象ではありません。補助率は10分の9以内で、補助限度額は1,000万円です。

補助対象の主な経費は、
・導入前の準備にかかる専門家への依頼、デモ機での体験、理解促進のためのセミナーなどにかかる費用
・キャッシュレス機器の購入費
・導入を円滑に進めるためにかかる機器の操作研修や、ヘルプデスクの開設、運用などのサポート費
・ポスターやチラシなどを作成する際にかかる周知、PR費
などです。

応募は、申請書類及び関係書類を、7月31日(金)までに、東京都産業労働局商工部地域産業振興課へ郵送してください。
採択決定は8月中旬を見込んでいるということです。

募集要項や、申請書類・様式などは、産業労働局のホームページからダウンロードできます。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/05/25/03.html

◆「若ナビα」がLINEでも相談可

東京都が運営している、東京都若者総合相談センター「若ナビα」では、LINEによる相談の受け付けを開始しました。

東京都若者総合相談センター「若ナビα」は、若者の悩みの一次的な受け皿として、若者や、その家族などからの相談を受け、若者の状況に応じて、就労・保健・医療など、適切な支援機関につなぐ無料相談窓口です。

対象は、都内在住のおおむね18歳以上の若者や、その家族などです。

相談は、電話・メール・来所相談に加え、6月1日から、LINEを活用した相談の受け付けが始まりました。

受け付け時間は、月曜~土曜の午前11時~午後8時までです。
利用する際は、LINEアカウント名「相談ほっとLINE@東京」に友だち登録してください。

このアカウントに複数ある窓口のなかで、「若者総合相談」が「若ナビα」です。

自分や家族、対人関係、学業・仕事への不安だけでなく、新型コロナウイルス感染症の影響で、「就職活動がうまくいかない」や「ずっと家にいて疲れた、何もやる気が起きない」などの悩みや不安、困っていることなどがあれば、ひとりで悩まずに相談して欲しいとしています。

関連リンク
https://www.wakanavi-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/

◆6月は「就職差別解消促進月間」

6月は「就職差別解消促進月間」です。

就職は、生活の安定確保や、労働を通じた社会参加など、人が幸せに生きていく上で基本となるもので、その採用選考は、応募者の適性と能力に基づき、公正に行われなければなりません。

しかし、都によりますと、面接時に本籍地や思想・信条などを聞くなど、就職差別につながるおそれの強い事例が現在もあるということです。

東京都は、6月を「就職差別解消促進月間」とし、就職差別をなくして、就職の機会均等を確保するため、国や関係機関などと連携して、様々な啓発活動を展開するとともに、差別のない公正な採用選考の実施に積極的に取り組むよう呼びかけています。

都では、この事業の趣旨に賛同し、都の啓発活動へ協力する企業・団体を、「賛同団体」として、ホームページ「TOKYOはたらくネット」に掲載しています。

関連リンク
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/kaizen/kosei/kouen-eiga/

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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