党首討論、今国会見送りへ

予算委優先で形骸化進行

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 安倍晋三首相と野党党首が国家の基本政策について論戦を交わす党首討論の今国会開催が、見送られる見通しになった。通常国会で開かれないのは2017年以来3年ぶり。審議時間が十分に確保できる予算委員会の開催を野党が優先している事情が背景にある。政権交代を常道と位置付ける英国議会をモデルに導入された党首討論は、改革の機運も高まらないまま形骸化が進んでいる。

 開催定例日の水曜に当たった3日、党首討論は開かれなかった。次の定例日の10日は、衆院予算委で新型コロナウイルス対策の20年度第2次補正予算案審議が見込まれている。