シュワちゃん、公開30周年の『トータル・リコール』撮影秘話を語る! 深夜の傷口縫合&集団食中毒だと⁉

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『トータル・リコール』(1990年)が公開から30周年を迎え、主演をつとめたアーノルド・シュワルツェネッガーが米Yahoo!エンターテインメントのインタビューで同作の撮影秘話を明かしている。

シュワちゃんの代表作の一つといっても過言ではない『トータル・リコール』。アクションシーン満載の同作だが、地下鉄のホームから電車内に飛び込む前に、電車の窓を銃で叩き割るシーンの撮影中に、右手首に大怪我を負ってしまったそうだ。

「銃で窓を殴る前に、スタッフが窓を爆破しなかったから、手首を深く切ってしまったんだ。真夜中の食事休憩の間に縫合しなければならなくて、縫合した後は上着を手首まで引っ張って、包帯が見えないようにテープで止めて撮影したんだ。」と語る。

映画の撮影中に怪我を負ったのはシュワちゃんだけではなかったようだ。ダグ・クエイドの敵であるリクターを演じたマイケル・アイアンサイドは、エレベーターで2人で揉み合うシーンを撮影した際に、肋骨にひびが入ったこともあったという。

撮影当時、ロケ地のメキシコシティは大気汚染がひどかったため、アソシエイト・プロデューサーのエリオット・シックは体調を崩して、医療救助ヘリコプターで近くの病院に運ばれたこともあったそうだ。また、キャストやスタッフのほぼ全員が食中毒で倒れたこともあったが、シュワちゃんだけが無事だったこともあったという。というのも、シュワちゃんは『プレデター』(1987年)の撮影中に、メキシコで水道水を飲んで体調を崩したことから教訓を得ていたようで、アメリカからすべての食べ物や飲み物を空輸してもらっていたから無事だったそうだ(みんなにも教えて、シュワちゃん!)。

ほかにも『コナン・ザ・グレート』(1982年)では狼から逃げて岩をよじ登るシーンで、早々に狼に追いつかれてしまい怪我を負ったことも明かしている。

名作ぞろいのシュワちゃんだけあって、それぞれの作品にまつわる裏話もケタ違い! 今後は無理をしない程度に我々を楽しませてくれる作品に出演し続けてほしい。

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