実はかなり深い!!『隕石家族』の“哲学”を感じるセリフでプレイバック⑧

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羽田美智子が主演するフジテレビ系オトナの土ドラ『隕石家族』(原作・脚本:小松江里子)は、巨大隕石の衝突が迫った東京を舞台に、壮大なメッセージをコミカルに描くスペクタクルホームドラマ。

巨大隕石の衝突を前に、自分に正直に生き始めた門倉家の5人。主婦の久美子(羽田)は、高校の同級生・片瀬(中村俊介)との“純愛”と家庭の両立を望み、夫・和彦(天野ひろゆき)も、妻の浮気相手と知りながら、趣味を通じて親密になった片瀬に恋心を告白。第6話では、片瀬が和彦の友人として片倉家に転がり込むという驚きの展開をみせた。

しかし第7話では、その同居がきっかけで久美子と片瀬が別れ、火星移住するはずの次女・結月(北香那)と翔太(中尾暢樹)は「搭乗審査に落ちたから」とあっさり帰宅。これで家族一緒に最期を迎えられる!と喜んだ矢先に、一家を“和彦の逮捕”という災難が襲った。

最後まで先が読めないまま最終回を迎えた5月30日(土)放送の第8話を、SNSが思わずハッとさせられた、“哲学”を感じるセリフでプレイバックする。

<ハッとさせられた深いセリフ①>

「何があっても、最後まで人としてちゃんと生きなきゃダメだろう」(by和彦)

会社の倉庫から大量のマッサージチェアを盗み、転売したとして、和彦は窃盗の疑いで収監。

いくつもの動かぬ証拠を前に、家族も和彦の無実を信じることができずにいた。なにせ、留置所へ面会に行った久美子が真相を問うても、和彦は「俺から話すことは何もない」と硬い表情で口を閉ざすだけなのだ。

困り果てる久美子だったが、そこへ、「真犯人が捕まった」と刑事がやってきて、和彦は釈放された。連行されてきた人物を見て、「やっぱりお前だったか」と言う和彦。真犯人は、今も会社で働き、「ピンチをチャンスに変える」と息巻いていた和彦の元部下・久保田直之(影山徹)だった。

「すいません、課長」と謝る久保田を、和彦は上のセリフで真摯に諭した。元部下の仕業だとわかっていながら、「部下の過ちの責任を取るのは、上司の務め」と言い切る和彦の頼もしい姿に、ネットも「なんか天野っちがいつもの倍以上カッコよく見えた」「和彦さん、とっても素敵な人。ママが惚れたのわかる」「結局パパが一番カッコいい!」 「天野っちが可愛かった~。いいお父さん」と心酔。

<ハッとさせられた深いセリフ②>

「最後まで自分の気持ちに正直に生きたいの」(by久美子)

無事に帰宅できたものの、家族に信用されていなかったことがショックだった和彦は、つい久美子らを責めてしまう。すると、ならば(本当は出なかった退職金の一時金で買ったという)高級食材の代金はどうしたのか?と逆に詰め寄られ、しどろもどろに。

すると、それまで黙っていた翔太が口を開き、「そのお金は自分が貸した」という。実は、結月が翔太との火星行きを断ったあと、和彦は密かに翔太を訪ね、2ヵ月分の生活費の借金を申し込んでいたのだ。

でもそれは単なる口実で、本当の用件は「強情な結月をもう一度説得して、宇宙に連れて行ってほしい」と、翔太に頼むこと。和彦の真意に気づいた久美子は、いつも家族のことを一番に心配し、包み込んでくれる優しい和彦に心からの感謝を伝えた。そして、「なにをそんな、改まって」と照れる和彦に、「こうしていられるのもあと少しだから…」と、久美子が告げたのが上記のセリフ。

図らずも、第1話で久美子が片瀬との純愛に走った際に口にしたのと同じセリフが飛び出し、SNSには「それどこかで聞いたセリフだよ。ママはちゃんと一貫してる!」「最終的には私も家族を選ぶと思うけど、一回冒険するよね。きっとそれだけ後悔してるってことだよね」などのコメントがあがった。

<ハッとさせられた深いセリフ③>

「終わりがきても、ずーっと続くものってあるのよ。目には見えない、心の中にあるものが一番大切」(by久美子)

隕石衝突まで2週間をきり、結月の「家族が喜ぶことをしてあげたい」との思いから結婚を決めた結月と翔太は、和彦と久美子に結婚の挨拶をすませた。式場は駆け込み婚でいっぱいだったため、自宅で手作りの結婚式を行うことに。そして迎えた結婚式当日は、“地球最期の日”。

姉の美咲(泉里香)にも一緒に幸せになってほしいからと、結月は手製のウエディングベールをプレゼント。美咲の新郎役を和彦が務め、W挙式が始まった。

牧師に扮した久美子が、翔太&結月に誓いの言葉を促し、次に和彦&美咲にも、「父親として、娘として、末永~く家族としていることを誓いますか?」と促すと、「まぁ、あと半日だけどね」と美咲。それに対して久美子が返したのが上のセリフだ。

この上なく温かな結婚式のシーンと久美子の言葉は、SNSにも「今、この瞬間に家族でいられることが幸せ」「ママの言葉、いろんな意味で響いた…」「世界が、そして自分たちが滅亡しようとも、心の中にある思いが一番大切だと再確認」と深~く受け止められた様子。

最後の晩餐と家族団らんのあと、庭で花火をする久美子たち。ふと思い立った美咲が、結月に、宇宙船に乗るための試験に不合格だったのは本当か?と尋ね、結月の優しい嘘がばれてしまう。しかし結月は、「宇宙に行かなくても、代わりに生き続けてくれるものがある」と、例のボイスメモを家族に聞かせるのだった。

隕石の衝突予定時刻は、夜中の12時。ラジオからは「オールド・ラング・サイン(蛍の光)」が流れ、家族が思い思いの時間を過ごす中、久美子はベランダに出て物干しざおを拭き、夜空を見上げて「ありがとう」とつぶやいた。

寝ていた正子(松原智恵子)を起こし、いよいよ“その時”が迫ると、たまらず泣き出す美咲。普段クールな姉の涙を見て結月も泣きそうになると、「さぁ、どんとこいだ!」と、家族みんなで手をつなごうとうながす和彦。

緊張が高まる中、最後は門倉家らしくドタバタと「トイレ行きたい!」(和彦)、「ガスの元栓閉めたかな!?」(久美子)、「ケータイ取ってきたい!」(美咲)と口々に言う家族を、「ダメダメ!」と結月が制する。そして次の瞬間、世界に“閃光”が走った――。

次に映ったのは、無限の宇宙。そこに浮かぶのは、地球に似た惑星か?

ボイスメモのような久美子のナレーションが、「宇宙は広い。どこかの星にはもしかすると、うちのような家族がいるかもしれない」と語り、耳を澄ませばどこからか、まるで久美子と家族たちのような声が聞こえて――。

息をのんで“最期の時”を見届けた視聴者からは、「最後はいろんな解釈ってことで」「別の世界ではみんな幸せに暮らしててほしいな」などの声とともに、「最後の時が決められていたら、自分だったらどう生きるか考えさせられるドラマでした」「コロナ禍でも、その環境に応じて、ちゃんとやっていけるという自分への励ましにもなった」という、毎週必ず届いた、ドラマと自身をリンクさせるコメントが次々アップ。

そして、 「毎回必ず笑いと涙を伴う、心動かされるドラマでした」 「これを見てると家族に会いたくなる」 「こっちが恥ずかしくなるくらい素敵な家族のドラマ」 「最後は自分も門倉家の一員みたいになったわw」「お祭りが終わってしまったみたいに寂しいけど、心に残り続けます」 「この素敵すぎる家族の第二章がぜひ見たい」 「予想もつかない展開で一週間が待ち遠しかった」「いい話や」「最終回は家族愛が溢れすぎてて、涙涙だった」「自分も隕石家族のようにありたい」 「最後まで楽しかった。ありがとう!」などの温かい投稿がいつまでも続いた。