鷹が対外試合2連勝 期待の栗原3安打、柳田はチーム1号 オリは漆原が3回7失点

オリックスとの練習試合で勝利に貢献したソフトバンク・柳田悠岐【写真:福谷佑介】

開幕スタメン獲りを狙う栗原は2打席目から3打席連続で安打

ソフトバンクは3日、京セラドームでオリックスと練習試合を戦い、10-5で2連勝を飾った。柳田が対外試合チーム1号となるソロを放ち、期待の栗原が3安打とアピール。打線が2桁15安打を放って10点を奪い、前日に続いて勝利した。

1点ビハインドで迎えた4回、柳田が中越えの二塁打を放って出塁すると、バレンティンの中前適時打で同点に。さらに上林が左前安打で続き、栗原の左中間を破る適時打で勝ち越した。さらに甲斐も2点適時二塁打で続き、この回一気に5点を奪った。

5回には先頭の柳田が左中間スタンドへ運ぶソロ本塁打。6回には栗原が中前安打で出塁し、川島の適時打で追加点を奪ってリードを広げた。開幕スタメン獲りを狙う栗原は8回の第4打席でも左前安打を放ち、3安打とアピールした。

先発の石川は2回に若月にソロ本塁打を浴びるなど、4回を投げて4安打2失点。2番手では育成から支配下に昇格した尾形が登板したが、2イニングを投げて4安打3失点とアピールならず。7、8回に投げた泉は2イニングを1失点、最後は森が締めた。

オリックスは2回に若月のソロ本塁打で先制したが、2番手の漆原が打ち込まれた。3回無失点だったアルバースの後を受けて4回から登板した右腕は、いきなり5点を失うなど、3イニングを投げて8安打7失点と打ち込まれた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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