事務ロボット作成の担い手に ウェブ受講生募集 10日まで 長崎RPA協議会

 事務作業を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の普及を図る「長崎RPA協議会」(松本博会長)は、ロボット作成の担い手を育成する第5期学習塾の受講生を募集している。申し込みは10日まで。今期は新型コロナウイルス対策でウェブを使った講習となる。
 RPAは定型業務をロボットに代行させて従業員を単調な作業から解放し、より生産性の高い業務に振り向けられる。同協議会の会員数は38法人・個人。塾は昨年度、会員企業勤務や個人申し込みの107人が受講。ロボットの作り方や働かせ方を学んだ。
 集合研修形式を改め、感染リスクの低いウェブを活用。在宅でも受講できる。技術レベルに応じて3通りのコースを設定。Aコース(初級)はRPAに興味がある人や初心者向け。16日から3カ月間で計6回(いずれも火曜午後1時半~5時)開き、講師が指導する。より実践的なBコース(中・上級)とCコース(資格取得)は昨年度受講者やIT知識のある人が対象。eラーニングにより個人のペースで学習する。
 料金(税別)はA3万5千円、B6万円、C10万円。第6期は7月開始を予定している。問い合わせ、申し込みは同塾事務局の株式会社松本(電095.814.9800)へ。

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