色鮮やかなウミウシ展示 海きらら

展示されているアオウミウシ=佐世保市、海きらら

 長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)で、青やオレンジなど色鮮やかな「ウミウシ」約10種が展示され、来館者の目を引いている。
 九十九島海域で採取したアオウミウシやシロウミウシなど約20匹を展示。貝殻を持たない巻き貝の一種で、触角が牛の角に見えることが名前の由来だという。体長は約1センチから約15センチまでさまざま。
 水槽内の石と同化して見える茶系のものも。クラゲ・魚類課の両角裕希さん(25)は「小さいので見つけにくいが、観察すると水槽にたくさん入っている。ぜひ探して見てもらいたい」と話した。

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