【湘南】再開日はバースデー MF山田「自分自身で祝えるような試合に」

練習再開後、初の紅白戦に臨んだ湘南の山田(右から2番目)=馬入ふれあい公園サッカー場

 J1湘南が調整のペースを上げている。3日は平塚市内で練習再開後初の紅白戦を実施。週末には練習試合も予定しており、MF山田は「やっとサッカーをしている気分。いい汗、いい疲れを感じている」と充実感を漂わせた。

 ロングパスの交換やミニゲームなどに続き、11対11で6分ハーフの短い紅白戦を実施。MF松田とFW指宿が得点を決めた。練習後、オンラインでの取材に応じた山田は「(久々の紅白戦で)大事な場面で足が動かなかった」と振り返り、守備のプレスのかけ方も今後の課題と受け止めた。

 公式戦が再開する7月4日は自身の30歳の誕生日。山田は「これまで(試合が)重なった日はなかった。もし開催されるなら、自分自身で祝えるような試合にしたい」と闘志を燃やした。

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