ヨコハマトリエンナーレ7月開幕 2週間短縮、予約制に

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アーティスティック・ディレクターを務める「ラクス・メディア・コレクティヴ」(撮影・田中雄一郎、横浜トリエンナーレ組織委員会提供)

 横浜市は3日、現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ2020」を7月17日に開幕する、と発表した。同月3日の予定だったが、新型コロナウイルス感染症対策を準備するため、開催期間を2週間短縮。チケット購入を会場での販売から日時指定の予約制に変更し、1日当たりの入場者数を910人程度に制限する。

 感染症の影響で、世界で国際展の延期が相次ぐが、林文子市長は今月3日の定例会見で「文化や芸術が果たすべき役割を、先陣を切って横浜から世界に発信できることを誇りに感じる」と述べた。

 トリエンナーレは、市などでつくる組織委員会の主催。3年ぶり、7回目の今回は横浜美術館(同市西区)とプロット48(同)に10月11日まで、世界各国のアーティスト65組の作品を展示。またインドを拠点とするアーティスト集団「ラクス・メディア・コレクティヴ」が外国人として初めて、総監督に当たるアーティスティック・ディレクターを務める。

 例年は作家自身が会場に作品を設置していたが、感染症の影響で来日が難しく、今回はオンラインで指示。会場内の消毒や換気、来場者同士の距離の確保といった感染防止対策も講じる。市は期間中の来場者数を前回から半減の13万人と見込んでいる。