乗組員3人退院へ きょう空路で帰国 長崎・客船集団感染

コスタ・アトランチカ

 長崎県は3日、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船コスタ・アトランチカの外国籍乗組員3人が、4日に長崎市内の指定医療機関を退院し、長崎空港を経由して定期便で帰国すると発表した。残る入院者は陽性1人を含む3人になる。
 退院する3人のうち、4月28日に発熱などで入院した陽性の60代男性は陰性が確認された。他の2人は再検査で陰性となった後、5月下旬にストレスによる体調不良で入院していた。いずれも国籍は明らかにしていない。
 同船は5月31日、入院者6人を残し、長崎を出港した。

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