横浜市教委、建て替え6小学校を選定 26年度に完成予定

横浜市教育委員会

 横浜市教育委員会は、老朽化などを理由に建て替える市立小学校6校を選定した。2020年度に基本構想をそれぞれ策定し、おおむね26年度の完成を予定している。

 建て替えられるのは、矢向(鶴見区)、吉原(港南区)、今宿(旭区)、菊名(港北区)、つつじが丘(青葉区)、戸塚(戸塚区)の6小学校。戸塚小は大規模開発に伴う児童数の増加も考慮したという。

 市教委は昭和40~50年代に集中的に整備し、老朽化する市立小中学校を建て替えるため、17年度に基本方針を策定。その中で、1981年度以前に建設された学校を対象に、複数ある校舎の平均築年数に加え、【1】機能改善【2】学校統合【3】公共施設との複合化-の必要性などを踏まえて優先順位をつけ、建て替えると定めた。対象は約380校で、全て終了するのは51年度、総事業費は約1兆円と見込んでいる。

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