福岡の飲食店や美容室へ有志企業から“差し入れ” ラブエフエムがサプライズ企画を実施

ラブエフエム国際放送(福岡市)と同社が運営する福岡市・天神の地域情報サイト「天神サイト」は、6月4日から「TENJIN EATS“#ヤサシイレ”」という企画を実施し始めた。新型コロナウイルスの影響で苦境が続く天神の飲食店や美容室など約100店舗へ、有志企業からの“差し入れ”をサプライズで届けようというもの。4月2日からは先に、生活者が薦めるテークアウト情報を「#おもちかえりなさい」をつけてSNSで発信する取り組み「TENJIN EATS #おもちかえりなさい」キャンペーンを展開しており、それに続く社会貢献的な事業となる。

対象となる飲食店は「TENJIN EATS #おもちかえりなさい」で投稿された店舗から選び、美容室は無作為に選定した。同社の取り組みに賛同し、“差し入れ”を提供する企業はコカ・コーラ ボトラーズジャパン、レッドブル・ジャパン、モトックス、スペースシャワーネットワーク、クレアプラン二ング。福岡市内を拠点に活動する自転車便「Messenger’s」と連携して店舗へ配送される。

悩み苦しんでいる際の思いがけない“差し入れ”は、一息つくきっかけとともに、あらためて「頑張ろう」と立ち上がるエネルギーとなるはず。基本的に“差し入れ”を受け渡さす場面の取材予定はなく、あくまで店舗への応援企画として進められるが、差し入れられた側から話題が拡散されていきそうだ。

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