東武鉄道、都内でのホームドア整備計画を発表 東武スカイツリーラインと東武東上線で整備推進

東武鉄道は5月29日、東京都内におけるホームドア整備計画を発表した。

現時点では、ホームドア整備を計画している都内の18駅のうち、池袋駅と押上駅の2駅で整備を完了している。整備の課題として、ホームドアの整備、ホームの補強、維持更新のコストが大きいことと、車種によりドアの位置が異なることから、従来型のホームドアでの対応が難しいことなどが挙げられている。

全体計画としては、1日の利用者数が10万人以上の駅のうち、整備条件が整っている3駅について整備を進めるという。現状では3駅のうち、池袋駅と押上駅は既に整備が終わっており、北千住駅(3階)は整備が進められている。

2021年度以降は、利用者数が多い区間である東武スカイツリーラインの北千住~竹ノ塚駅間、東武東上線の池袋~成増駅間におけるホームドア整備を推進するとしている。東武スカイツリーラインの小菅・五反野・梅島・西新井駅の整備を2020年度に、竹ノ塚駅の整備を2021年度に開始し、東武東上線の9駅は2021年度以降の整備を検討している。

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