ウクレレ界の雷様・高木ブーが同世代の「神様」出演番組にエール、自身は毎週ユーチューブ撮影

©まいどなニュース

世界的なウクレレ奏者ハーブ・オオタ(左)とのツーショットを披露した高木ブー(インスタグラムより@bootakagi85)

「ウクレレの雷様」が「ウクレレの神様」にエールを送った。ザ・ドリフターズの高木ブーが4日、自身のインスタグラム(bootakagi85)を更新し、「オータサン」の愛称で知られる米ハワイ出身の世界的なウクレレ奏者ハーブ・オオタとのツーショットを披露した。オオタをはじめ、高木にとってウクレレ界の盟友であるサザンオールスターズのベーシスト・関口和之らが出演するNHK BS1の番組「世界とつながる夜〜ウクレレでリレー音楽会 第二弾〜」(7日午後9時〜同9時50分放送)にエールを送り、当サイトの取材に近況を明かした。

高木は「この間、【外出自粛の夜に〜ウクレレリレー音楽会】に出演しましたが、7日夜に第二弾の【世界とつながる夜〜ウクレレリレー音楽会】が放送されます」と番組を紹介。「外出自粛の夜に~」は同局で5月2日に放送された番組で、高木は関口や荻野目洋子、ジェイク・シマブクロらと共演していた。高木は当サイトに「人生初めてのリモート出演でした。番組スタッフもマネージャーもいないので、家族全員であれこれセッティングしたり、ダメ出しされました。でもこの手作り感も楽しかったです」と振り返った。

そして、第2弾について「僕は今回は出演しませんが、ウクレレ界の神様と言われているオータさんが出演します。オータさんとは長い付き合いになりますが、彼が体調を崩していたので、暫く会えていません。しかし今回は出演されるとの事、同じ世代の人間としては嬉しくもあり、励みにもなります」と思いをつづった。

オオタは1934年10月生まれの85歳で、高木は1933年3月生まれの87歳。高木の長女・かおるさんは「ウクレレ界の神様と言われるオータサンが今回(番組の)トリになるのですが、うちはウクレレ界の雷様と言われています」と説明。同世代の「神様」と「雷様」は互いにリスペクトしながら、80代半ばを過ぎても日米でウクレレ界をけん引している。

昨年12月のイベント後、盟友の関口和之(左)とくつろぐ高木ブー=都内

関口との縁も深い。今年2月にハワイで開催された音楽イベント「ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイ」に参加。同イベントのプロデューサーでもある関口は「関口バンド」で、4年連続出場の高木は自身のバンド「高木ブーとハロナ」のベーシスト・西里慶との2人ユニットで出演し、「マウナ・ロア」「涙そうそう」「ブルーメモリー」といった曲を歌った。昨年12月は都内で関口主催のウクレレイベントに高木も出演するなど交流が続いている。

7日放送の番組ではウクレレミュージシャンたちがコロナ禍の生活を語る。日本からは関口が、パリからは辻仁成が親子演奏、ハワイからはオオタが登場。高木は「番組では僕とサザンの関口君がウクレレオールスターズ結成のきっかけになったイギリスのウクレレオーケストラも出演するそうです。今からとても楽しみです」と期待を込めた。インスタグラムのリプ欄には「ブーさんのお顔見たから勉強頑張れそうです」「本当に音楽がお好きなんだなぁ~、音楽は国境を越えるって本当なんだなぁ~って、世界とつながるってすごいな~って思います」「ブーさん世代の方々がこうやって活躍されているのは本当に素敵です」といったコメントが続いた。

一方、コロナ禍における「ステイホーム」の中、高木はユーチューバーとして、これまでに体験したことのない日々を過ごしている。5月10日にデビューした初投稿では、ウクレレで自作の曲などを披露後、3月に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した後輩メンバーの志村けんさん(享年70)を悼み、「僕の、正直言って心の中では、まだあいつはね、生きているんです」という言葉がファンの心に響いたことは記憶に新しい。

それ以降も、精力的に発信している高木。「なんとYouTuberになってしまったので(もしかしたら芸能界最高齢)、毎週1度撮影があるのですが、その準備でウクレレや歌を練習したり、この間はモンゴル800のキヨサク君のインスタライブに乱入したり、今まで体験した事のない時間を過ごしています。しかし、リモートだ、オンラインだと、今まで聞いた事のない言葉ばかりで、孫のコタロウにいろいろ教えてもらってます」。87歳の新人ユーチューバーは充実した日々を語った。

(まいどなニュース/デイリースポーツ・北村 泰介)