福島ユナイテッド、風評払拭を願う「桃のユニフォーム」を今年も発表!

福島ユナイテッドFCとキットサプライヤーのHummel((株)エスエスケイ)は4日、福島県の誇りである桃をモチーフにしたピンク色のサードユニフォームを発表した。

Fukushima United FC 2020 Hummel Third

今回の桃ユニフォームは例年以上にリアルさを追求し、腹部から背面にかけて大きな桃の実を描いた。襟元や背番号などには、桃の葉をイメージした黄緑色を使っている。

「桃ユニ」の愛称で親しまれているサードのリリースは今年で4年目に。福島の名産品のひとつである桃をモチーフにし、東日本大震災・福島第一原発事故に伴う福島県産品への風評の払しょくに繋げようとの想いで企画している。

パンツとソックスも含めた完全版はこのような感じに。ユニフォームには福島ユナイテッドFC農業部パートナー6社(福島民報社、JA全農、アイレ、ニューメディア、amp、広栄電設)のパートナーロゴを掲出する。

田村亮介選手のコメント:

「福島県の農産物は本当に美味しいものばかりです。この美味しい農産物の魅力を届けたい。福島県と共に福島の農業を盛り上げたい。僕たちは、ただ桃色のユニフォームを着て試合をしている訳ではありません。そういう熱い想いを持って闘っています。だからこそ、桃ユニを着る時は、県外の方々にも福島をより一層知ってもらいたいという気持ちがとても強くなります。試合を観る際には、サッカーはもちろんですがユニフォームにも注目していただき、ぜひ福島の農産物を手に取っていただけたら...」

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