水泳の授業、一斉中止 本年度、熊本市立の小中高校など

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 熊本市教育委員会は4日までに、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、本年度は市立の小中高校などの水泳の授業を中止すると決めた。市立学校で一斉中止されるのは初めてという。

 市教委は条件となる年度当初の健康診断が済んでいないことや、他の市町村に比べて感染者の確認が多いこと、更衣室での密集の回避が難しいことなどを理由に挙げている。

 指導できなかった内容は来年度に補うなどして対応。中学18校にある水泳部のプール利用は、個人で健康診断を受けるなど一定条件を満たせば認める。市教委指導課は「大規模校はリスク回避が難しい」としている。

 一方、県教委は、水質が適切に管理されていれば水中感染のリスクは低いとした国の方針を踏まえ、十分な感染対策を条件に実施を認めた。体育保健課は「安全管理が難しければ実施を控えてもらう」と説明している。(臼杵大介)