職場の女子更衣室に小型カメラ 盗撮繰り返した横浜市職員を停職10カ月に

横浜市役所

 横浜市は4日、職場内の女子更衣室に盗撮目的で小型カメラを仕掛けたとして、県迷惑行為防止条例違反(卑わい行為の禁止)の罪で罰金30万円の略式命令を受けた戸塚区所属の男性技術職員(46)を同日付で停職10カ月の懲戒処分にした、と発表した。職員は同日付で依願退職した。

 市によると、職員は、女性職員が昨年11月14日にカメラを発見するまで、7回程度撮影。戸塚署の現場検証中に出頭し、今年1月に条例違反などの容疑で書類送検された。市に対し、以前にも更衣室のパーティションの隙間からスマートフォンで6回程度盗撮したと説明。

 また市は、酔って知らない車に乗り込み、降ろそうとした男性に軽傷を負わせたとして、市資源循環局青葉事務所の男性技能職員(47)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にした。

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