旧社務所 交流拠点に 多久比禮志神社(大沢野)老朽化で改装 「学びの場として活用を」

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旧社務所をリフォームした「えんゆう館 修徳」

 富山市塩(大沢野)の多久比禮志(たくひれし)神社(林文雄宮司)は、旧社務所を地域の交流拠点にリフォームした。「えんゆう館 修徳」と名付け、各種教室やイベント会場などとして住民に開放する。林貞文(ただふみ)禰宜(ねぎ)は「さまざまな学びの場として活用してほしい」と話している。(松岡仁志)

 建物は神社南側にあり、築100年ほど。2001年に社務所兼住宅を建ててからは物置となり、床板がきしむなど老朽化が進んでいた。

 3月末からリフォームを始め、床下部分の強化や天井の張り替えを行い、室内にあった流し台を廊下に移した。

 現在は中にあった物を片付けており、仕上げの清掃をして新調した畳を敷けば開館できる。室内は全体で約110平方メートルあり、ヨガやそろばんなどの教室を開くには十分な広さがある。

 「えんゆう館 修徳」の「えん」は縁、円、地名の塩の音読みなどで、「ゆう」は結、友、優といったさまざまな意味を込めた。「修徳」は先々代の林忠意(ただおき)宮司が自らの神道観を記した文書からとった。

 林禰宜が5日、神社でケヤキの看板に建物の名称を揮毫(きごう)する。7日からは合気道教室が始まる予定。

内部をリフォームした多久比禮志神社の旧社務所