久米島沖は魚の宝庫

 那覇の蓮汰丸の船長から釣りのお誘いがあり5月26日、4カ月ぶりに船釣りに出掛けた。メンバーはサンノリー2の下里悠さん、荻野修一さん、奥原卓也さん、何盛柊太さんの4人。午前6時に那覇を出船し、3時間ほどで久米島沖のポイントに到着した。サンノリー2のメンバーはジギングと餌釣り、私はアカマチ仕掛けで釣り開始。マグロの切り身を付けて仕掛けを下ろした私にも、すぐに良型のタイクチャーマチやクルキンマチ、マーマチや中型のカンパチなどが連続ヒット。60~300メートルのポイントをシーアンカーを入れて船を流すスタイルで釣りをしたが、ほとんどのポイントで仕掛けを落とすとすぐにいろいろな魚が釣れた。

 状況によりジギングと餌釣り仕掛けを使い分けていた奥原さんと下里さん。奥原さんが良型のジセーミーバイ2匹とミーバイを一度に釣り上げたり、イソマグロほかを釣り上げたりすると、下里さんも負けじとカイワリやミーバイほか、さまざまな魚を釣った。

 終始ジギングで頑張った荻野修一さんと何盛柊太さんも、カンパチやカイワリ、タイクチャーマチなどをコンスタントに釣り上げて笑いが止まらない。楽しい時間はあっという間に過ぎ、久米島の豊かな海を満喫したメンバーの大型クーラーは“おいしそうな魚”で満杯となった。釣り船・蓮汰丸(電話)090(3076)7831金城船長。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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