予備費5兆円分、異例の使途明示

政権、国会軽視との批判受け

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2020年度予算の予備費

 政府、与党は5日、新型コロナウイルス対策の2020年度第2次補正予算案に計上する予備費10兆円のうち、5兆円分の使途を明示した。事前に使い道を定めない予備費としては異例の措置で、野党側と合意。長期戦を見据えて雇用維持や医療体制強化などに振り向ける。巨額の計上は、税金の使い道を監視する国会の軽視だとした野党の主張を受け入れた。与党は2次補正を11日に成立させる方針。

 使途が決まった5兆円の内訳は、新型コロナ感染の再拡大に備え(1)雇用維持や生活支援に約1兆円(2)持続化給付金や家賃支援など事業継続に約2兆円(3)医療提供体制の強化に約2兆円―とした。