「ユーノスロードスター」に「MR-S」、「S2000」など、いま乗って自慢したい憧れのオープンカー4選

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トヨタ MR-S

マツダ ロードスター[NA型](1989年-1998年)

ワンオーナー車で昨年マツダに寄贈された赤い初代ロードスター/マツダブース【オートモービルカウンシル2019】

日本のみならず、世界中で愛されるオープン2シータースポーツカーであるマツダ ロードスター。「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックの認定を受けるほど人気の高いモデルです。

1989年に世界的に見ても久しく新型車が存在していなかったコンパクトなオープン2シータースポーツカーというジャンルに、鮮烈なデビューを果たしたのが初代ロードスター、日本名「ユーノス ロードスター」(NA型)です。

発売と同時に世界的に大人気車種となり、その成功を受けてメルセデス・ベンツ SLKやBMW Z3、フィアット バルケッタなどがリリースされたとも言われるほど、自動車業界全体に与えた影響が大きい車種でもありました。

持て余さない適度なサイズに、使い切れることが前提のパワー。羽が生えたかのようなヒラヒラとしたフィールで、ドライバーの意のままに操れる、まさに「人馬一体」を体感することができる1台です。

トヨタ MR-S[ZZW30型](1999年-2007年)

トヨタ MR-S

1999年10月に、MR-2(SW20)の後継車として発売されたトヨタのミッドシップ2シーターオープン「MR-S」。

先代MR-2のようなハイパワースポーツではなく、ライトウェイトスポーツとしての位置づけで登場したMR-Sは、車重970kgという軽量ボディに、140馬力を発揮する1.8リッター直列4気筒の1ZZ-FEエンジン(NA)を搭載し、当時はマツダ ロードスター(NB型)のライバルとして登場しました。

特別、速さやパワーを売りにしていたわけではありませんが、軽量ボディに、素直なハンドリングで軽快感があり「どこでも踏んでいけるクルマ」というのがMR-Sの狙いでした。

また、MR-SはAT限定免許でも乗れるクラッチ操作を自動で行うセミATを国産車で初めて用意したモデルでもあります。

ホンダ S2000[AP2型](1999年-2009年)

ホンダ S2000

本田技研工業創立50周年記念として1998年に発表され、翌1999年4月に発売されたS2000。

ホンダとしては、S800以来29年ぶりに復活した「FRレイアウト」の2シーターオープンスポーツということで話題を集めました。なにしろ、ホンダの長い歴史の中でFRレイアウトを採用しているは、初代SシリーズとこのS2000だけという、大変貴重な1台だからです。

50周年記念、また久々の「FRレイアウト」ということで、シャシーやドライブトレーンも気合の入った専用開発。採用された「ハイXボーンフレーム」は、オープンボディでありながらクローズドボディに匹敵する高い剛性を実現。

さらに、250馬力を8300rpmで発生する新開発2L直4DOHC VTECエンジン(F20C型)は、9000rpmまで回る官能的とも呼べるもので、高剛性を実現したボディと相まってその走りはホンダファンを驚喜させました。

ダイハツ コペン[L880K型](2002年-2012年)

ダイハツ コペン(初代)

1999年の第33回東京モーターショーでコンセプトモデルが参考出品され、2001年の第35回東京モーターショーでは市販を前提にしたモデルを発表。その後、クーペモデル冬の時代とも言える2002年に満を持して登場したのが、初代コペンです。

電動開閉式のアクティブトップを備え、エンジンは直列4気筒のツインカムターボ。「持つ悦び」と「操る楽しさ」をコンセプトに、軽自動車でありながら本格的なクーペの機能を備えました。

流麗でボリューム感のある面構成と前後対称のようなサイドビューが特徴で、丸味を帯びたかわいらしいキャラクター。スポーティユーザーだけでなく、女性や子離れした老夫婦までターゲットを幅広く想定したデザインで人気を博しました。

当時、ダイハツ ムーヴのトップグレードが150万円を超える時代に、初代コペンは150万円以下の価格を実現していたのは「驚き」のひと言ではないでしょうか。