子育て施設名称「すくすく広場」 諫早市が条例案

 諫早市は5日、12日開会の定例市議会に提出する総額31億4700万円の本年度一般会計補正予算案など24件(議案15、報告9)を発表した。市中心部の栄町東西街区市街地再開発ビルに入る(仮称)市子ども・子育て総合センターの名称を「すくすく広場」とする条例案が盛り込まれた。
 同広場は再開発ビル西棟2階の一部で、子育て世代包括支援や母子保健、ファミリー・サポートセンターなどの各事業を担当。供用開始は8月下旬の予定。
 宮本明雄市長は会見で、国の第2次補正予算案の成立後、プレミアム商品券発行を含む緊急経済対策に充てる補正予算案を定例会に追加上程する考えを示した。「飲食業に限らず、幅広い業種を対象にした商品券の制度を検討している。予算成立後、できるだけ早く始めたい」と述べた。
 補正後の一般会計予算の総額は約827億円で、前年同期比32.4%増。

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