トヨタ交通安全絵画コン 入賞作展示始まる

特選を受賞し、笑顔を見せる石橋奏太ちゃん=長崎新聞文化ホール・アストピア

 第52回トヨタ交通安全絵画コンクール(長崎新聞社、トヨタ自動車グループ各社主催)の入賞作の展示が6日、長崎市茂里町の長崎新聞文化ホール・アストピアで始まった。例年開催している表彰式は新型コロナウイルスの感染防止のため中止した。
 県内の児童・園児を対象に、交通安全をテーマにした絵画を毎年募集。今年は1228点の応募があり、特選10、入選40、佳作80の入賞作計130点を選んだ。
 横断歩道を渡る人や、シートベルトを着用して乗車する人などさまざまな絵が展示され、訪れた人は絵に見入っていた。特選を受賞した一人、長崎小鳩幼稚園の石橋奏太ちゃん(5)=長崎市北栄町=は手を高く上げて横断歩道を渡る自画像を描いた。「太陽を描くのが難しかった。(受賞は)うれしい」と笑顔を見せた。
 展示は15日まで。

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