今年バルセロナからプレミアリーグへ行きそうな5名

新型コロナウイルスの影響によって大きな打撃を受けているバルセロナ。このところはクラブ側が選手にさらなる給与の返上を求めているそう。

選手の給与額もかなり高止まりしていることから、何名かはこの夏に放出されてしまうのではないかと伝えられている。

『Planet Football』は、「バルセロナからプレミアリーグに移籍しそうな5名」を特集している。

ネウソン・セメド

行きそうなクラブ:トッテナム、マンチェスター・シティ

ネウソン・セメドは今季バルセロナのレギュラー格としてプレーしてきたサイドバックであるが、今夏受け入れることができるようなオファーが届けば、移籍の可能性は高いと言われている。

トッテナムとマンチェスター・シティが彼とつながっており、近いうちにプレミアリーグへと向かう可能性がある。有名ジャーナリストのギジェム・バラグも「トッテナムは右サイドバックを求めている」と話しており、ジョゼップ・グアルディオラ監督もジョアン・カンセロの代わりを探している。

バルセロナは現在新型コロナウイルスの影響によって人件費の削減が急務になっていることから、良い金額が得られるのであれば…。

サミュエル・ウンティティ

行きそうなクラブ:アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド

ウンティティが怪我をしている間に、ジェラール・ピケとクレマン・ラングレのパートナーシップが開花した。そのため彼はリーガで11試合にしか起用されていない。

このフランス代表選手はバルセロナで余剰の戦力になっており、クラブは彼の価格を2700万ポンド(およそ37.1億円)まで引き下げ、欲しがってくれるチームを探している。

地元紙によれば、ウンティティはバルセロナを離れるならプレミアリーグに行きたいと考えているそう。接触を試みているのはアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドであるとも。

イヴァン・ラキティッチ

行きそうなクラブ:トッテナム、マンチェスター・ユナイテッド

フレンキー・デ・ヨング、アルトゥール、セルヒオ・ブスケツ、そしてアルトゥロ・ビダル。ラキティッチは契約が残り1年になり、中盤のレギュラーから外れてしまった。

「状況は理解できるが、僕は何でも受け入れるじゃがいもの袋ではない。尊敬される場所にいたい。望まれる場所にいたい。そこがここであれば喜んで残るが、他のチームにあるならば…」

彼は4月にメディアでこのように話し、移籍の可能性が高いことを認めた。セリエAのインテルの噂もあったが、トッテナムやマンチェスター・ユナイテッドも候補の一つだ。

フェリペ・コウチーニョ

行きそうなクラブ:チェルシー、アーセナル、ニューカッスル

2018年1月にリヴァプールを去ってから、1億4200万ポンド(およそ195.1億円)という巨額の移籍金でバルセロナへとやってきたコウチーニョ。しかしそのあまりに大きな期待に応えることができず、今季はバイエルンへと貸し出されることになった。

しかし、ブンデスリーガの巨人はコウチーニョの買取を行なわないことを決めており、この夏彼はバルセロナに戻ってくる。ではカンプ・ノウに居場所があるのかといえば、それも難しい。

「プレミアリーグは常に彼がプレーすることを楽しんできた場所だ。おそらく戻ってプレーすることも愛せるものだ」と代理人(正確にはアドバイザー)のキア・ジューラブシャンも話しており、少なくとも彼の周辺人物がイングランドへの移籍を考えていることは明らかである。

ウスマヌ・デンベレ

行きそうなクラブ:リヴァプール

コウチーニョと同じように、ネイマールの穴を埋めるために巨額の資金が費やされたことで獲得されたデンベレ。その技術については誰も疑うことはない。

カンプ・ノウにやってきた彼の成功を妨げているのは怪我の問題だ。まだ23歳であるが、態度の問題以上に筋肉系の破損が多く、ピッチ上でプレーできる機会がそもそも少ない。

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バルセロナは彼を獲得したことによる損失を補填したいと考えており、3700万ポンド(およそ50.8億円)で売却する用意があるという。リヴァプールのほかにもPSGが狙っているそうだが、この額なら他のクラブも手を出しそうだ。

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