日焼けサロンが強行営業 ガイドライン無視で再び閉店

スタテンアイランドのグレートキルズ地区で先月28日、ニューヨーク市の経済活動再開ガイドラインに背いて営業を再開した日焼けサロンが、開店してまもなく閉店した。同日付ABC7ニューヨークが伝えた。

同店の経営者ボビー・カトーネさんは、「警察が召喚状を出し、身柄拘束と営業許可取り消しを警告したため、閉店の指示に従った」と語った。カトーネさんは営業再開に先立ち、「全てのビジネスは必要不可欠」と書かれた幕を同店舗の前面に掲げ、数十人と共に経済活動停止についての抗議活動を行った。

カトーネさんは、「同地区は米疾病予防管理センターが求める経済活動再開の基準をすでに達成しており、再開が許可されるべきだ」と主張。

ニューヨーク市のビル・デブラジオ市長は、「市当局は特定地区での例外は認めない」と述べ、市の経済活動停止・再開のガイドラインに従うよう求めた。

市長は先月28日、「市内での活動再開の第1段階が始まるのは、1〜2週間後になるだろう」と、述べている。

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