RBライプツィヒに所属するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーのチェルシー移籍がほぼ確実になったと伝えられている。
桁違いとされる彼のスピードがいかに凄いかが分かるワンプレーがこれ(以下動画1分12秒~)。
なんというカウンター!GKからのフィード一発で得点が獲れてしまう…。
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ヴェルナーの移籍先有力候補とされていたリヴァプールは、途中で方針を転換して獲得に動かないことを決めたようだ。
そうしたなか、『Liverpool Echo』は、「物議を醸すリヴァプールのヴェルナー獲得を巡る決断で恩恵を受ける8人」という記事を配信した。
経験あるトップチームの選手3人(ディヴォック・オリギ、南野拓実)、若手2人(ハーヴィー・エリオット、カーティス・ジョーンズ)、レンタル組2人(ハリー・ウィルソン、 ライアン・ブリュースター)、そして、“思いがけない枠”として1人が挙げられている。
ここでは、南野と思いがけない枠の2人についての記述を見てみる。
南野拓実
「1月にザルツブルクから獲得した南野は、イングランドフットボールへ適応する段階が続いており、プレミアリーグでは3度の交代出場に留まっている。
3トップや攻撃的MFならどこでもプレー可能だが、これまでの出場はフィルミーノのリザーブというのが大半だ。
もし契約していればヴェルナーは、クロップが頼りにするベンチからのオプションになっただろう。
その代わり、この日本代表FWはそのバーサタリティによって、貴重なチームオプションになれる。
アンフィールドで完全に独り立ちしたなら、より重要な役割を担うことになるだろう」
ナビ・ケイタ
「すでにサラー、マネ、フィルミーノを抱えているクロップが、どうやってヴェルナーをリヴァプールのスタメンに入れるのか。
ファンがそのことを議論した際、1つのありうる解決策が浮かび上がった。4-2-3-1へのフォーメーション変更だ。
そのシステムでは『10番』になるはずだったフィルミーノは、ヴェルナーが来なかったことで、9番として攻撃を牽引し続けることができる。
もしリヴァプールがシステムを変更した場合、ストライカーの後ろの位置に最もハマったのは、アンフィールドで自分自身を証明するために戦い続けている怪我続きのケイタだろう。
リヴァプールでのキャリアを本当の意味で始動させるために、彼はその役割は喜んで引き受けたかもしれない」
ケイタについては、むしろヴェルナーが来ていたほうが恩恵があったということのようだ。