郡山・菊池医院「診療所」新築移転 木造2階建て、小児科充実

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「ロハス工学」に基づき建設された新診療所

 郡山市の菊池医院(菊池信太郎理事長)の新診療所は6日完成し、同市本町の現地でオープニングセレモニーが行われた。診療所の新築移転で小児科診療のより一層の充実を図るほか、隣接する医院跡地に子育て支援施設やカフェなどを整備し、地域の子どもや住民の健康をサポートする拠点づくりを目指す。

 診療所は木造2階建て。診察室のほか「病児病後児保育室」や地域住民も利用できるホールなどを設けた。県産木材を使った木質パネルを組み立てて造る「縦ログ構法」を採用するなど、日大工学部(同市)が提唱する「ロハス工学」(健康で持続的な生き方を可能にするための工学)の建築様式を取り入れた。

 セレモニーでは菊池理事長が「子どもたちの健やかな成長をサポートしていきたい。地域の子どもや人々のよりどころとなる場所となるよう精進していく」と述べ、関係者らと共にテープカットした。

 菊池理事長は、2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、同市内に東北最大級の子どもたちの屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」の整備に尽力した。

 運営団体の郡山ペップ子育てネットワークは、福島民友新聞社や共同通信社が設けた第4回の「地域再生大賞」で特別賞に選ばれている。