「海を渡るチョウ」今年も飛来 アサギマダラ、海岸を優雅に舞う

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スナビキソウの花の蜜を求めて飛ぶアサギマダラ(舞鶴市東神崎)

 「海を渡るチョウ」として知られるアサギマダラが京都府舞鶴市東神崎の海岸に今年も飛来している。砂浜で花の蜜を求め、優雅に舞う姿を見ることができる。

 アサギマダラは沖縄県や台湾などの南方で冬を過ごし、季節に合わせて日本列島を縦断する。同市には北上する5~6月と、南下する9月に飛来する。

 東神崎の海岸には、白い花を咲かせるスナビキソウが群生。アサギマダラが花弁に止まって蜜を吸い、次の蜜を求めて水色や茶色の羽をひらひらさせて移動する姿が見られた。

 毎年開かれる観察会は今年、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止された。

 講師役を務めてきた「丹後丹波虫の会」の山段眞彦副会長(59)は「人間はコロナで大変だけど、アサギマダラは変わらず、舞鶴にやってきてくれてよかった。季節を感じます」と話していた。