二本松の花かんざし 前払いでお得に 「未来の宿泊券」10日開始

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10日から「未来の宿泊チケット」を導入する花かんざし

 新型コロナウイルス感染拡大への対応として、二本松市岳温泉の旅館「お宿花かんざし」は十日から、前払いでお得に宿泊権利を購入できる「未来の宿泊チケット」を導入する。希望者は日付指定なしの宿泊チケットを購入し、有効期間内の任意のタイミングで宿泊できる。

 チケットは通常料金から二千円引きとなる。有効期間は来年四月末まで。旅館のホームページから申し込める。花かんざし女将(おかみ)の二瓶明子さん(41)は「地域に支えられ続いている旅館を守るため導入を決めた。新型コロナウイルス収束後に安心して宿泊してほしい」と話している。

 「未来の宿泊チケット」は、旅行業向けサービスを手掛けるトリプラ(本社・東京都)が全国で展開しているシステム。新型コロナウイルス感染拡大により宿泊客が激減している状況を受けて、宿泊の権利を前もって購入してもらい、施設の維持費や人件費を賄う。同社によると、システムの導入は県内で初めて。近く、別の複数の宿泊施設でも導入予定という。