瓊林会が300万円寄付 長崎大の困窮学生を支援

河野学長(右から2人目)に寄付金の目録を手渡す高堤専務理事(同3人目)=長崎市文教町、長崎大

 長崎大経済学部の卒業生などでつくる公益財団法人瓊林会(田中健一会長)は4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響でアルバイト収入が激減し、困窮している学生を支援しようと、長崎大の「西遊基金」に300万円を寄付した。
 同大は2017年に同基金を創設し、個人や企業、団体などから受けた寄付を基に、学生の修学支援や教育・研究の質の向上などに取り組んでいる。
 同会の高堤重人専務理事から目録を受け取った河野茂学長は「同窓生の皆さまも今回の影響で大変苦しい状況にもかかわらず、困窮学生に思いをはせていただき、ありがとうございます。困窮学生のために活用させていただきます」と謝辞を述べた。

© 株式会社長崎新聞社