国立公園妙高の鳥にライチョウ指定 妙高市、ゼロカーボン宣言も

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火打山のライチョウ(妙高市提供)

 新潟県妙高市の入村明市長は5日、「国立公園妙高の鳥」としてライチョウを指定すると表明した。火打山周辺に生息する絶滅危惧種の鳥を象徴に掲げ、自然環境保全や温暖化防止に一層取り組んでいくという。

 ライチョウは火打山周辺が国内生息地の北限。温暖化の影響で生息環境が悪化しているとされ、市などが保全活動に取り組んでいる。

 近年の関心の高まりなどを受け、市議会からオオルリに次ぐ第2の市の鳥とする提案も出ていたが、市は検討の結果、妙高戸隠連山国立公園のうち妙高市エリアを指す「国立公園妙高」の鳥とすることを決めた。

 入村市長が同日、市議会6月定例会初日の冒頭あいさつの中で表明。「ライチョウの生息数は環境保全や二酸化炭素削減の指標といっても過言ではない。さらなる施策に取り組んでいく」と述べた。これと合わせて、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すという「生命地域妙高ゼロカーボン推進宣言」も発表した。

 市議会本会議ではこのほか、児童生徒向けタブレット端末の購入などのため、2億9413万円を増額する2020年度一般会計補正予算案など10議案を関係委員会に付託。専決処分1件を承認した。