巨人湯浅が特大3ラン、西武松坂は1回0封も開幕2軍決定…7日練習試合の結果は?

中日・荒木コーチと挨拶をかわす西武・松坂大輔【写真:宮脇広久】

西武は松坂がリリーフで登板、1回無安打無失点も開幕2軍に

プロ野球は7日、各地で練習試合を行った。西武は松坂大輔投手が3月22日・中日との練習試合以来、77日ぶりに登板。1回無安打無失点1四球の内容だったが試合後に辻監督は開幕2軍を明言した。

○楽天6-1ロッテ(ZOZOマリン)

楽天は1点先取された初回、ブラッシュの左翼への豪快なソロで同点に追いつくと、2回にはロメロの2ランなどで追加点を奪った。ロメロはこの日、3打数3安打と結果を残した。ロッテ先発の美馬は3回6失点だったが、リリーフ陣は好投をみせた。

○オリックス6-3広島(京セラドーム)

オリックスは先発山本が5回1アウトまでパーフェクト投球をみせるが、曾澤に内野安打を許すと、そこから連打を浴び3失点。打線は初回「4番・一塁」で先発出場したロドリゲスが左中間へ2ランを放った。広島の先発森下は4回2/3イニング6失点(自責4)と課題を残した。

○西武11-1中日(メットライフドーム)

西武は2回、金子、源田の適時打で4点を先制。9回にも中日6番手岡田から5点をとるなど、計11安打を放ち大勝した。好調スパンジェンバーグはこの日も右前安打を放ち、これで4試合連続安打となった。先発の與座は緩急をつけたピッチングで4回1失点の好投を見せ先発ローテ入りへアピール。松坂は1回無安打無失点だったが開幕2軍が決まった。中日は10安打を放つも、1得点に終わった。

DeNAはソト、オースティン、巨人は湯浅、丸が2者連続アーチ

○阪神2-1ソフトバンク(甲子園)

阪神は3回、北條の左翼への2ランで先制。投手陣がその得点を守り切り接戦をものにした。北條は6回にも二塁打を放ち、存在感を示した。先発のガルシアは4回1安打無失点と好投。ソフトバンク先発の和田は北條に2ランを浴びたが4回を3安打2失点と安定した投球をみせた。

○DeNA4-0日本ハム(横浜)

DeNAは外国人助っ人が躍動し、日本ハムに勝利した。初回、ロペスの左翼線を破る適時打で先制すると、6回にはソト、オースティンが2者連続でアーチを描いた。先発の石田は3回2安打無失点と好投。リリーフした5人のピッチャーも完璧な投球を見せ完封リレー。日本ハムは若手中心のメンバーで試合に臨んだが、6安打無得点に終わった。

○巨人8-2ヤクルト(東京ドーム)

巨人が13安打8得点で2連勝した。初回に亀井の中前適時打で先制すると、2回にはオープン戦好調だった湯浅の左越え3ラン、続く丸もソロを放つなど5点を追加した。湯浅はこの日、3安打の猛アピール。5回には絶好調の中島が右越えソロを放った。先発の田口は5回2失点と試合を作った。ヤクルトは先発の高橋が1回1/3イニングを投げ6安打6失点と結果が残せなかった。(Full-Count編集部)

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