パイロット養成にコロナ感染余波

海外訓練が中断、帰国も

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羽田空港の駐機場に並ぶ旅客機=4月

 新型コロナウイルスの感染拡大が、航空機のパイロット養成訓練に影響している。海外に拠点を置く航空会社や私立大では、現地での訓練中断や、ビザ(査証)発給がストップし派遣のめどが立たないケースが出ている。国内各社や私立大への取材で8日、分かった。

 パイロットはバブル期の大量採用世代が退職期を迎える「2030年問題」が懸念され、産学官連携による人材確保が急務。感染の影響が長引けば、将来の計画に支障が出る恐れもある。国土交通省幹部は「パイロットはすぐに増やせない。長期的な計画が必要で、事態を注視する」と話す。