千葉大学、体育・スポーツ再開に向けたガイドラインを作成

千葉大学医学部付属病院スポーツメディクスセンターと千葉県アスレチックトレーナー協議会は、新型コロナウイルスから学校体育やスポーツを安全に再開するためのガイドラインを作成した。千葉県教育庁を通じ、県内の全県立学校、市町村教育委員会へ配布する。

千葉大学によると、ガイドラインは登校再開から2~3週間ごとに期間を分け、人と人の間隔、人数、運動の強度、週内の実施回数、接触状況について基準を設けた。

例えば、登校再開から2週間目までは2メートル以上の間隔を置き、20人程度で運動を実施する。比較的軽い運動を内容として週2回程度にとどめたうえ、接触を伴う運動を避けるとしている。

登校再開から2~4週間の間は約1メートルの間隔を置き、40人程度の人数で激しい運動を避ける。実施は週に3~4回程度とし、接触を伴う運動は行わない。5週目以降は必要以上の接近や大人数、接触の多い運動を避け、従来通りの頻度で実施するとした。

内容は競技団体や行政組織が公表しているガイドラインと大きく食い違わないことを前提に、学級の半分に当たる約20人ずつが分散登校すると仮定、学校現場で運用しやすくすることに配慮してまとめた。

千葉大学病院と千葉県アスレチックトレーナー協議会は今後も協力して情報を集約、学校現場をサポートする。

参考:

【千葉大学】新型コロナウイルスから体育・スポーツを安全に再開するためのガイドラインを作成しました(PDF)

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