県高校フェンシング大会 女子は諫早商が“6連覇”

【フェンシング女子団体決勝、諫早商―諫早】諫早商の平野(左)がポイントを奪う=長崎工高第2体育館

 フェンシングは6、7日、長崎市の長崎工高第2体育館で「2020県高校大会」が行われ、団体の男子は長崎工、女子は諫早商が優勝を飾った。
 団体は男女とも諫早商、長崎工、諫早の3校によるトーナメント。昨年の県高総体で男女優勝した諫早商がそれぞれシードされた。
 男子の長崎工は初戦で諫早に5-1で快勝。決勝は2勝先行されたが、3年生で副主将の有吉翔音が3戦全勝で流れをつくり、5-2で逆転勝ちした。
 長崎工はこの日を待たずに、9人中7人の3年生が引退したが、主将の黒石舜と有吉は「悔いを残したくない」と練習を継続。有吉は「2年生がしっかりついてきてくれた。すがすがしく引退できる」と満足げだった。
 女子の諫早商は昨夏のインターハイを経験した平野菜那、木村礼奈、宮嵜朋花の玖島中出身3年生トリオで出場。決勝は諫早を5-0で下して、昨年の県高総体に続く“6連覇”を達成した。
 主将の平野は「(同級生の)2人に支えてもらった。最後に思い通りのプレーができて良かった。感謝の気持ちでいっぱい」と爽やかな笑顔を見せた。

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