プラグインハイブリッドを活かしFun to Driveを追求
PHVならではの走りの楽しさ
新型RAV4 PHVは、新開発のプラグインハイブリッドシステム「THS II Plug-in」を採用。TNGAプラットフォーム（GA-K）中央床下に、大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することで、さらなる低重心化と重量バランスを追求している。
RAV4のハイブリッドシステムよりもフロントモーターとインバーターを高出力化し、大容量・高出力のリチウムイオンバッテリーと組み合わせることで、システム最高出力225kW（306PS）を達成、0～100km/h加速は6.0秒とスポーティで力強い走りを実現。
また、満充電状態でEV走行距離は95km、またハイブリッド燃費は22.2km/Lを達成。ガソリンタンク容量も55Lを確保し、航続距離は1300km以上と、どこまでも行けそうな走行距離を追求した。
スポーティで洗練されたRAV4 PHV専用デザイン
個性を際立たせた外観
フロントビューは、RAV4ブランドの最上級モデルとして先進的かつスポーティなイメージをより強めた。専用フロントグリルとロアモールが個性を際立たせ、低重心で踏ん張り感のあるスポーティさを演出するとともに、専用LEDデイライトは先進感を強調している。
また「BLACK TONE」グレードには専用色として、ブラックが映える2トーンカラーの全5タイプを設定。洗練された都会的なイメージを表現した。
上質感ある室内空間
天井やピラー、オープントレイなどもブラックで統一した室内空間には、スポーティさとともに、上質感を醸し出すレッドステッチを採用。インパネをはじめ、ドアトリム、シート、ステアリングホイールなどにレッドステッチを施すことで室内をコーディネートした。
また合成皮革シート表皮採用のスポーティシートを全車標準装備とした。
緊急事態には外部給電も可能
停電、災害時などの緊急時やアウトドアに役立つ、最大1500W(AC100V)の外部給電機能を標準装備。
また外部給電では、バッテリーだけを使って給電するEV給電モードのほか、HV給電モードではバッテリー残量が所定値を下回るとエンジンが起動し、ガソリン満タン状態なら3日程度の電力を供給できる。
快適・安全な先進装備も充実
快適・便利装備
大型9インチのディスプレイオーディオとDCMを標準装備し、安心・便利なコネクティッドサービスが利用できる。
またSmartDeviceLinkに加え、新たにApple CarPlayとAndroid Autoを標準装備し、スマートフォンとの連携機能を強化。USBケーブル接続でマップ、電話、メッセージ、音楽アプリをオーディオ上で楽しむことができる。
安全・安心装備
歩行者、自転車運転者（昼間）を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「トヨタSafety Sense」を装備。駐車場など低速走行時における衝突緩和、被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナーなどの安全・安心をサポートする装備も充実している。
またパノラミックビューモニターやヘッドアップディスプレイを採用し、ドライバーをサポートする。
新型RAV4 PHVの主なスペックおよび価格
RAV4 PHV「BLACK TONE」グレード
■全長×全幅×全高：4,600mm×1,855×1,695mm
■最低地上高：200mm
■駆動：4WD（E-Four）
■エンジン型式：A25A-FXS（直列4気筒直噴エンジン）
■排気量：2487cc
■最高出力：130kW（177PS）/6000rpm
■システム最高出力：225kW（306PS）
■最大トルク：219N･m（22.3kgf･m）/3600rpm
■トランスミッション：電気式無段変速機
■燃料タンク：55L（レギュラーガソリン）
■燃費（WLTCモード）：22.2km/L
グレードと価格
トヨタ RAV4 PHV G：469万円
トヨタ RAV4 PHV G“Z”：499万円
トヨタ RAV4 PHV BLACK TONE：539万円
※いずれも消費税込み
[Text：MOTA編集部／Photo：茂呂 幸正,トヨタ自動車]
