<いまを生きる 長崎コロナ禍> Thank you Nagasaki from コスタ・アトランチカ 乗員から感謝の言葉続々 支援のおかげで家族の元へ 長崎は素晴らしい場所 決して忘れない

 新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船コスタ・アトランチカが長崎を出港して1週間。乗組員たちは、長崎の人々へ直接伝えられなかった感謝の思いを、会員制交流サイト(SNS)を通じて、遠く離れた洋上から発信している。
 本紙にも4人の乗組員が、船内で撮った写真を添えたメッセージを寄せた。彼らは命を守り抜いてくれた医療従事者や、折り鶴など心のこもった贈り物で励ましてくれた市民、支えてくれたすべての人々に「ありがとう」の言葉を届けたいと願っている。
 「長崎のみなさんを決して忘れない」。乗組員の笑顔あふれる動画をつくり、フェイスブックに投稿したインドネシア国籍の青年は、こうつづった。彼らの思いの一端を、届けたい。

デッキで感謝の言葉を手にする乗組員たち

© 株式会社長崎新聞社