選手の差別抗議、五輪なら処分も

膝つきNG、IOCが指針

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2016年リオデジャネイロ五輪の男子マラソンで、抗議のポーズをとってゴールするエチオピア選手(ゲッティ=共同)

 【ジュネーブ共同】米ミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件を巡り、国際スポーツ界で人種差別行為に抗議する動きが広がっている。トップ選手の言動は注目を浴びるが、国際オリンピック委員会(IOC)が定めた五輪憲章は競技会場や選手村で政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁じており、来年に延期となった東京五輪でも注意が必要だ。

 IOCは今年1月、憲章第50条の当該条項について具体例を示したガイドライン(指針)を発表し、米プロフットボールNFLで人種差別に抗議するため国歌斉唱の際に一部選手が行った膝つき行為は認めないと明文化した。