林原めぐみのラジオ番組『林原めぐみのTokyo Boogie Night』を聴こう!

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「ポケットモンスター」や「名探偵コナン」など数多くの人気作品に出演し、声優アーティストとして先駆け的な存在でもある林原めぐみさん。林原さんが30年以上パーソナリティを務めるラジオ番組をご紹介します。

林原めぐみ出演 TBSラジオほか『林原めぐみのTokyo Boogie Night』

「ポケットモンスター」ムサシ役、『名探偵コナン』灰原哀役、「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ役などで知られる声優・林原めぐみさん。数多くの有名アニメに出演している林原さんは、声優以外にアーティストとしても活動し、1996年に放送された「スレイヤーズNEXT」のオープニングテーマ「Give a reason」、2001年放送「SHAMAN KING」のオープニングテーマ「Over Soul」と「Northern lights」は、発売から20年以上経過した今でもなお名曲として多くの人に知られています。

そんな声優兼アーティストのパイオニア的存在な林原さんがパーソナリティを務めているのが『林原めぐみのTokyo Boogie Night』。1992年4月に放送開始され、2022年に30周年を迎えた人気長寿番組です。現在はTBSラジオ(毎週日曜24時~)と、ラジオ関西(毎週土曜23時~)の2局で地上波放送されています。林原さんが出演するアニメ作品の情報や新曲の情報などをリスナーに届けるほか、番組リスナーからは”めぐさん”と呼ばれている林原さんへ届いたメールを紹介したり、豪華なゲストを迎えての貴重なトークに花を咲かせたりしています。

林原めぐみのTokyo Boogie Night

放送局:TBSラジオ 他1局ネット

放送日時:毎週日曜 24時00分~24時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。

出演者:林原めぐみ

番組ホームページ

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※放送情報は変更となる場合があります。

番組コーナー紹介

早口言葉の挑戦状

早口言葉に林原さんが番組冒頭で挑戦するコーナー。ただし挑戦する早口言葉は、リスナーがどこかで見たもの、あるいはリスナー自身が考え出したオリジナルのもので、これまでに「炊きかけの竹の子ごはん 炊き立ての竹の子ごはん 竹だけの竹の子ごはん」や「卒業証書授与式挙行」などに林原さんが挑戦してきました。林原さんが負けた場合、つまり早口言葉に失敗した場合は、早口言葉を投稿したリスナーに林原さんのサイン入り色紙がプレゼントされます。

こんなんありますぅ

「こんなんありますぅ」は街中や雑誌、新聞、広告等で見つけたちょっと変わったもの、変な看板、誤植等をリスナーに送ってもらい紹介するコーナー。林原さんが出演しているアニメ作品の少し変わったグッズなどもこれまでに紹介されてきました。

電波私物化クラブ

リスナーが伝えたいメッセージをラジオの電波に乗せて伝える「電波私物化コーナー」。家族や友人へ個人的なメッセージを送る役割を果たしています。

過去のゲスト&放送エピソード紹介

「温かいなって思います」1500回目、節目の放送でリスナーに感謝(2021年1月31日放送)

1992年にスタートした『林原めぐみのTokyo Boogie Night』は、2022年に30周年を迎えました。放送1500回を迎えた2021年1月31日には、オンラインで公開録音が開催されました。

お祝いのメッセージが続々届く中、15年以上番組を聴き続けているというリスナーからの初お便りが紹介されました。幼少期に海外から帰国し、日本語が分からないまま学生時代を過ごしていたというそのリスナーは、林原さんが出演するアニメ『スレイヤーズ』を観たことできっかけで日本語の勉強をするようになり、以来林原さんの大ファンという内容でした。

「電話線じゃないインターネットが繋がるという時代がやってきて、ケータイができて、そしてスマホが当たり前になって『この先どうなるの?』ってことになっています。その中でアプリだったり、radikoだったり、番組の聴き方とか楽しみ方とかも変わってきたなと思いますけど、ひとつの番組が時代を経てもラジオという媒体で流れているのは不思議であり、温かいなって思います」と、林原さんはコメントしていました。

林原めぐみ、水樹奈々の活躍に感動(2016年7月12日放送)

林原さんと同じく、声優、アーティストとして活躍する水樹奈々さんがゲスト出演した2016年7月12日の放送では、水樹さんが甲子園球場でライブを開催することが話題に上がりました。

阪神タイガースのホームであり、高校球児にとっての聖地である甲子園球場は、その芝を守るために「ライブを開催できるアーティストは年1組に限る」というルールがあります。その甲子園球場でライブを開催する貴重な機会を得た水樹さんでしたが、放送ではさらにレアな体験したことを明かしました。

「ひと足早く行ったんです。甲子園球場に!」と水樹さんの気持ちを高ぶらせたのは、阪神タイガースの応援歌でもある「六甲おろし」のミュージックビデオ撮影。それは阪神タイガースが試合に勝った際にモニターに流す映像というものでしたが、水樹さんはその撮影でピッチャーしか上がれないマウンドに立ったのだそう。それに「ライブの時は養生されているので、マウンドは見られないじゃないですか。だからこれは『当日は上がれない場所なんだ』と鳥肌が立ちまして」と興奮気味に話す水樹さんに、林原さんはその様子を温かく見守りながら「まだステージに立ってもいないのに、奈々ちゃんが立ったような気がして。もうなんかね、祈るような気持ちなんだわ」とコメント。さらに「オリコン1位獲れ!『六甲おろし』で!」とエールを送る林原さん子に、水樹さんは「お母さんみたい!」と爆笑していました。

「蘭姉ちゃん好きな人には申し訳ないんだけど…」林原めぐみが感じた灰原哀役の変化(2014年6月28日放送)

『林原めぐみのTokyo Boogie Night』には、林原さんに馴染みのある方がゲストとしてたくさん出演しており、「名探偵コナン」江戸川コナン役・高山みなみさんもその1人で、同番組に複数回出演しています。

2014年6月28日の放送では、「ラジオを聴いている人は聴きたい話だと思うから一応聞くけど…」と、林原さんが切り出したのは「名探偵コナン」について。「20年同じ役をやり続けるってどう?自分軸は同じ?」という質問に「同じ同じ。変わらないかな」と高山さんは答えました。

一方、林原さんは収録に参加した当初「色々なものを背負って『ヨッコラショ!』ってスタジオに入っていった」ものの「最近は連れ添った夫婦みたいな感じで。蘭姉ちゃん好きな人には申し訳ないんだけど…」と、楽しさを感じ始めたのだそう。すると高山さんも「最近は生活に馴染んでいる感はあるよね」と、林原さんが感じている"楽しさ"に共感している様子でした。

angela、新曲の誕生のきっかけは林原めぐみの金言?(2012年10月20日放送)

『林原めぐみのTokyo Boogie Night』にはアーティストがゲスト出演する回もあり、2012年10月20日には音楽ユニット・angelaの2人が登場しました。

この日の林原さんは、出演した作品「マルドゥック・スクランブル」のイベントで、2人の故郷である岡山県を訪問したことを報告。「『すごいね。ここから出てきたんだね』と思うと、ひとしおの気持ちが沸いてきましてね」と語り、また2人から岡山県はテレビ局の本数が多いこと、またアニメショップも早くから店舗を構えていて中国地方トップの“アニメ県”だったことを教えてもらうと「アニメ事情がそんなにすごかったんだね。今初めて知りました」と感嘆の声を漏らしていました。

さらにangelaが主題歌を担当したアニメ「K」の話題に。実は主題歌の制作には林原さんの言葉が大きく関わっていたことが明かされました。2人が前回番組に出演した際は、アルバム作りが終わり、精も根も尽き果てた状態。その際に林原さんから「アンタたちangelaが苦しんで苦しんで辛い思いをするのは、ファンの人たちには“ご褒美”なんだよ」と激励され、その言葉で「ファンの人が喜んでくれるんだな」と奮起し、「K」の主題歌が完成したそうです。

しかし、このエピソードに林原さんは「え…覚えてない」とキョトンとしていましたが、「メグさんが作ってくれた曲」という2人の言葉に「じゃあ何パーセントか印税回してくれるかな?」と冗談で笑いを誘っていました。

林原めぐみ、綾波レイ役のオーディションは手応え無しだった?(2012年1月21日放送)

林原さんが演じた綾波レイと共に人気を博したもう1人のヒロイン、テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」である惣流・アスカ・ラングレー役の宮村優子さんが登場した際は、『エヴァの裏話が語られました。

まず、2009年に公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を振り返った林原さんと宮村さん。「初めて楽しいと思った」と話す林原さんの言葉に、宮村さんも同じ気持ちだったようで、初めてエヴァンゲリオン役を演じられたことが「楽しかった」と語りました。

また宮村さんが歌う「心よ原始に戻れ~2012 Version~」にも触れ、お子さんを身ごもっていた時に収録したこと、カップリング曲は産後で育児の合間に収録したことが明かされると、林原さんは「アスカも母かいって感じよね」としみじみ。「ミサトもそうだし、レイもそうですが」とシリーズを重ねていくにつれて共演者の環境も大きく変化したことを語りました。

さらにテレビシリーズのオーディションを振り返ることに。オーディション当時、まだ経験が浅かった宮村さんは「マイクから30センチ離れて」などの注意を受けながらオーディションに臨み、そこで「私、初めレイちゃん役で受けました」とアスカ役ではなく、レイ役を受けたことを告白。「あなたは死なないわ!私が守るもの!」と活発な少女を演じ、そこからその場でアスカ役のオーディションにも挑戦し、見事アスカ役に決定したのでした。

これに「え!レイちゃん役で受けたの!」と驚いていた林原さんでしたが、林原さんもレイ役以外にアスカとミサトのオーディションにも挑戦。手応えはアスカとミサトの「どちらかだろうな」と感じていたところ、レイ役に決定したという裏話で盛り上がりました。

林原めぐみ「こんな形でお会いできるとは」野沢雅子との意外な接点(1995年10月29日放送)

過去には、林原さんが“業界の母”と呼ぶのは野沢雅子さんがゲスト出演したことも。野沢さんは「ドラゴンボール」孫悟空役、「銀河鉄道999」星野鉄郎役、「あらいぐまラスカル」ラスカルなど、今でも多くの方に愛される数々のアニメ作品に出演してきました。野沢さんは、林原さんが声優を目指すきっかけになったのだそう。

野沢さんの出演作品を振り返っている最中に「『銀河鉄道999』!」と声を上げた林原さん。林原さんは中学生時代、新聞社が主催する「銀河鉄道999」のディナーショーに参加したことがあり、そのディナーショーに野沢さんもゲストとして参加していました。ディナーショーでは“アフレココーナー”というアフレコを体験できる企画が用意されており、その企画で林原さんがメーテル役に立候補。野沢さんとセリフの掛け合いを体験したのでした。

そして野沢さんに演技を褒められたことで「調子づいてここまで来た」と振り返った林原さんは「こんな形でお会いできるとはゆめゆめ思わなかった」と、野沢さんとの再会を喜んでいました。

この記事を書いた人

radiko編集部

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