令和の音楽長者となった米津玄師

歌手の米津玄師が、2年半ぶりとなるオリジナルアルバム「STRAY SHEEP」を8月5日に発売する。

各スポーツ紙によると、5枚目となる同アルバムには、トリプル・ミリオンダウンロードを記録した大ヒット曲「Lemon」、「馬と鹿」、「Flamingo」、「海の幽霊」、26日スタートが決まったTBS系ドラマ「MIU404」の主題歌「感電」、昨年、日本レコード大賞を受賞した「パプリカ」のセルフカバーなど15曲を収録。

収録曲のYouTubeでのミュージックビデオ総再生回数は10億再生を超え、ダウンロードランキングでは、日別や週間ランキングなどを含めて、収録曲のトータルで“214冠”を獲得。

米津は5日、自身のツイッターで、「新しいアルバムが出ます。8月5日。今ギリで作ってるよ。どうぞよろしく」とPRした。

「本格的にブレイクしてから初のオリジナルアルバム。CDの売り上げもそうだが、ネット配信でのダウンロードの数をどこまで伸ばすかの方が注目される。CDではなく、配信の方が音楽セールスの中心となった時代の“申し子”だけに、とんでもない売り上げを記録するのでは」(音楽業界関係者)

09年前後より日本を中心に活動するシンガー・ソングライター。ボカロP・ハチとしてインターネットを中心に活動後、12年に本人名義のアルバム「diorama」でソロデビューを果たした。

13年5月発売のシングル「サンタマリア」でメジャーソロデビュー。以後、徐々にステップアップを重ねたが、18年3月にリリースした8枚目のシングルシングル「Lemon」で大ブレイク。

極力メディアへの露出を避けていたが、同年の紅白に初出場。故郷の徳島県内の大塚国際美術館からの中継で「Lemon」を披露したが、テレビ番組に生出演し歌を披露するのは初めてだった。

自身で歌う楽曲のみならず、昨年は菅田将暉に提供した「まちがいさがし」が大ヒット。その印税が気になるところだが、すでい「令和の音楽長者」となっているはずだ。

*画像イメージ

© 株式会社ジェイプレス社