アビガン治験、7月も継続

感染者減り終了のめど立たず

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 新型コロナウイルス感染症の治療薬候補アビガンの臨床試験(治験)が、今月末の終了予定に間に合わず、7月以降も続けられる見通しとなったことが8日、分かった。感染者の減少に伴い治験の対象者が減っているためで、開発した富士フイルム富山化学を傘下に持つ富士フイルムホールディングスによると、終了時期のめどは立っていないという。

 富士フイルム富山化学は96人の参加を目標に3月末から6月末まで実施する予定だった。感染者の急減を受け、計画に遅れが出ているもようだ。治験を受け入れる病院や地域を増やし、早期の承認に向けて作業を急ぎたい考えだ。