4月の残業代は12%の大幅減

飲食業で4割、製造業は2割

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マスク姿で通勤する人たち=JR東京駅前

 厚生労働省が9日発表した4月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、残業代など1人当たりの所定外給与は前年同月比12.2%減の1万7984円となり、比較可能な2013年1月以来、最大の下げ幅だった。新型コロナウイルス感染拡大に対する政府の緊急事態宣言の影響で、休業を余儀なくされるなどした飲食サービス業や生活関連サービス業、製造業の減少が顕著だった。

 厚労省の担当者は「労働時間が減った影響ではないか」と分析している。

 調査によると、残業代は飲食サービス業で46.1%減り4113円、製造業では20.4%減の2万6578円となった。