沖縄知事、新基地反対を堅持 県議選「民意は揺らいでいない」

©株式会社沖縄タイムス社

県議選の結果に関し、記者団の質問に答える玉城デニー知事=8日午前0時27分、那覇市・知事公舎前

 沖縄県の玉城デニー知事は8日未明、県議選の結果を受け、名護市辺野古の新基地建設反対を堅持する方針を示した。与党が1議席減らす辛勝だったものの、過半数は維持したことから「民意は揺らいでいないと思っている」と述べた。那覇市内の知事公舎で、記者団の質問に応じた。

 新基地建設がが争点化されたかどうかは「コロナウイルスの打撃から回復していくということが、多くの候補者の共通した訴えではなかったか」と述べ、訴えに濃淡があったとの見方を示した。

 知事は8日朝も県庁で記者団の取材に応じ、過半数を維持したことで「一定、県民の皆さんのご理解とご支援を頂いたと思う」との認識を示した。

 野党・中立との差が2議席に縮まったことで懸念される県政運営への影響には「一層気を引き締めて、議会への真摯(しんし)な対応に努める」と強調。「政策を議会に諮る前の丹念な説明など、丁寧に協力をお願いしていきたい」と述べ、与党との連携を重視する考えを示した。

 県議選の結果が次期衆院選や2年後の知事選に与える影響に関しては「県議選は、それぞれの地域の課題を解決してほしいという多様な声も反映される」と直接的な言及は避けた。